日本クリニカルパス学会in 函館
2018.10.18 学んだこと
クリティカルパス学会のため、函館へいってきました。
「地域包括ケアにおける緩和ケア」というセッションで、私が参画している桜新町アーバンクリニックでの在宅緩和ケアサポートパスについて講演とパネルディスカッションに登壇しました。
病院でもアドバンス・ケア・プランニングは注目されておりその意識の高まりから、病院と在宅の間で本人の意志をつなぐための福井県の取り組み「やわらぎ日記」などが興味深かったです。私のパスを作成するときも参考にさせてもらっています。
がん在宅緩和ケアの推進 – 福井県
http://www.pref.fukui.lg.jp/…/gantais…/zaitakukannwakea.html
私たちのチームが制作した在宅緩和ケアサポートパスは、在宅緩和ケアにおける様々なフェーズ(退院前、導入期、維持期、看取り期)における医療や介護、環境や家族教育、意思決定支援など多岐にわたるやるべきこと、確認すべきことをまとめたものです。
患者さんにとって残された限りある期間を大事により良く過ごして頂くために、多職種がより計画的なチームケアを行うためにあるし、プライマリケアおよび地域連携における緩和ケアの標準化(質の向上)も目指しています。
そのためにもこのパスの効果測定が欠かせないところであり、そこに緩和ケアのQIを用いて評価を試みています。是非様々なセッティングでこのパスを使用してご意見など頂ければ幸いです。
在宅緩和ケアサポートパス – 医療法人社団プラタナス 桜新町アーバンクリニック
http://www.sakura-urban.jp/torikumi/kanwa.html