外来について

空き状況などお伝え致しますので、ぜひお電話をおかけください。

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診療科目

内科、呼吸器内科、循環器内科、在宅医療、小児科

一般外来

一般外来では、なんでも相談していただけます。

風邪やじんましん、ちょっとしたケガなど比較的軽いものから、長引く痛みや原因不明の身体の不調、うつ病などの心のやまい、認知症や末期がんの看取りなどの問題までを幅広く診断・治療します。

定期的にフォローしていくことで過去の病気や家族へ気を配り、将来どのタイミングで検診していくかなども考えます。どんな小さなことでもご相談下さい。「何科に行けばいいんだろう?」と迷うことはありません。

もちろん、より専門的な検査や診断が必要な場合は適切な専門医にご紹介します。継続した治療が受けられますのでご安心ください。ご本人の健康状態だけではなく、家族の健康を相談できるのがファミリードクターの特長です。

医師だけでなく、地域の看護師、ケアマネージャー、ソーシャルワーカー、理学療法士などの医療・介護従事者がチーム一丸となってみなさまの生活をサポートします。

専門外来

呼吸器内科外来

呼吸器専門医が気管支喘息や長引く咳、COPD、気管支炎や肺炎、非結核性抗酸菌症、睡眠時無呼吸症候群、などの呼吸器疾患を診療します。
特に呼吸器症状でお困りの方、ご相談ください。
当院で治療が難しい場合は患者さんとご相談の上地域の病院へのご紹介、連携を取らせていただきます。

主な症状
  • 咳、たん、息切れ、呼吸困難、血痰、いびき、眠気など
  • 長引く咳
主な病気
  • 気管支喘息
  • COPD
  • 気管支拡張症
  • 非結核性抗酸菌症
  • 間質性肺炎、肺線維症
  • 肺癌
  • 睡眠時無呼吸症候群
など

長引く咳外来

「咳だけが残る」「ちょっとしたきっかけで、ひどく咳込む」という症状の方は意外と多くおられます。
咳が出る原因はいろいろあります。
レントゲンや診察で、肺や気管支の状態を診断し、必要に応じてお薬を処方いたします。

考えられる原因
  • ぜんそくによるもの
  • 咳ぜんそくによるもの
  • COPD(慢性閉塞性肺疾患)によるもの
  • アトピーによるもの(アトピー咳嗽)
  • 副鼻腔気管支症候群によるもの
  • 逆流性食道炎(胃食道性逆流症)によるもの
  • マイコプラズマ肺炎、肺炎クラミジア、百日ぜきなど、感染症の「咳だけが残る」状態

ただ、どれか一つだけではなく、いくつかの原因が重なって咳が出ることもあるので、きちんとした診断・治療を受けることが大切です。

ぜんそく外来

空気の通り道の気道に炎症が起き、気道が狭くなる病気が喘息(ぜんそく)です。気道が狭くなると肺への空気の流れが悪くなり、発作的に息苦しくなり咳が出ます。
発作の症状の治療と、発作を起こさないように「喘息をコントロール」することで健やかな日常生活を送りましょう。

主な症状
  • 息をするとゼーゼー、ヒューヒュー音がする
  • 息苦しい
  • 喘息のためよく眠れない
  • 運動時に喘息の症状が出る

喘息の治療としては吸入薬が主に用いられています。それでも症状が治まらない重症喘息に対して、新しい治療選択肢が登場しました。生物学的製剤(バイオ製剤)と呼ばれる注射薬で、近年複数の種類が使われるようになり、今後の発展が著しい分野となっています。

バイオ製剤とは?

バイオ製剤とは、抗体を投与し喘息の主病態である気道炎症を引き起こす過剰な免疫反応を抑えることで効果を発揮する注射剤です。バイオ製剤は過剰なアレルギー免疫反応を抑えるという点で喘息の根本により近い部分を治療する薬剤となっています。

バイオ製剤の投与は、従来の治療でも改善しない重症喘息に限られています 現在のところ、喘息患者さんのすべてにバイオ製剤を投与できるわけではなく、吸入ステロイドによる治療をしっかりと受けているにも関わらず喘息の状態が悪い喘息患者さんのみが対象となります。いわゆる重症喘息をお持ちの方のみが投与を受けることができます。抗体製剤という新しい薬ですのでその薬価も高額となっています。その適応は慎重に判断する必要があります。

適応をしっかりと見極めた上で投与すれば、従来の治療では得られなかった効果が期待できます。

喘息バイオ製剤の種類

重症喘息に対して、2023年1月現在、以下の5種類のバイオ製剤が承認されています。いずれも皮下注射で投与します。

  • オマリズマブ(ゾレア®):抗IgE抗体
  • メポリズマブ(ヌーカラ®):抗IL-5抗体
  • ベンラリズマブ(ファセンラ®):抗IL-5受容体α抗体
  • デュピルマブ(デュピクセント®):抗IL-4/13受容体α抗体
  • テゼペルマブ(テゼスパイア®):抗TSLP抗体

なかなか治らない喘息でお困りの場合は一度ご相談ください。

COPD外来

従来、慢性気管支炎、肺気腫と呼ばれていた疾患です。タバコなどが原因となり、肺の働きが低下し、正常な呼吸が困難になります。
咳やたんの症状が見られ、未治療で放置しておくと徐々に症状は進行し重症化してしまいます。
咳・たん・息切れなどよくある症状から始まるため気が付きにくい病気ですが、気になる場合は早めにご相談ください。

下記に当てはまる項目が多い場合は、ご相談ください。
  • タバコを吸っている
  • 過去にタバコを吸っていた
  • 痰がでる、痰がからむ
  • 少しの運動で息が切れる
  • 風邪をひきやすい
  • 風邪をひくと長引く

物忘れ外来

物忘れが心配な方や、そのご家族の方もご相談ください。診療は主に問診や診察になりますが、MRI 等の画像検査が重要になることがあります。その場合は、近隣の連携医療機関に撮像を依頼します。

もし他で既に撮像されている場合は、そのデータを前医からいただき、当クリニックに受診する際にご持参いただくと重要な参考資料となります。
認知症サポート医、在宅医療専門医による日常生活でのお困りごとに対して一緒に相談しながら診療していきます。専門医による診断が必要な時は適宜病院へご紹介させていただきます。
認知症があってもおうちで過ごしたい、という希望を叶えるために訪問診療で診させて頂くことも可能です。
受診時(特に初診時)はできるだけご家族同伴でお願いします。

尚、初診時には聞き取り、検査などで一定の時間が必要です。
事前に電話でご予約の上、お時間に余裕を持って来院して下さい。

がん緩和ケア外来

がん治療中の方で、がんに伴う症状のある方
がん治療中の方や、がんに伴う症状のある方は、がん治療(手術、抗がん剤、放射線)を病院で継続しながら、がんに伴う症状の治療(緩和ケア)や、がん発症以前からあった疾患の治療を当院に通院してお受けになることをお勧めします。
痛み、呼吸困難、食欲不振などの身体の症状と、抑うつ、不安などの心の症状を、心身両面から治療させて頂きます。
療養に関するさまざまなご相談にも総合的に対応させていただきます。
通院が大変になってきた場合には、訪問診療にて対応します。
在宅緩和ケアにも対応しています。